発破技士受験資格取得講習

2004(平成16)年2月修了
当時は発破技士の受験には受験資格が必要でした。
実務経験や発破実技講習の終了などがそれに当たりました。
現在では受験資格に制限は無くなりましたが、免許申請の際にそれらの条件が必要になります。
この講習は日本中探してもあまり見つけることができません。
筆記試験の為の勉強会の方が多く開催されていて名前も紛らわしいので注意が必要です。
僕がこの講習を申し込んだのは、発破技士の資格を取りたいからではなく、実際に爆弾を爆発させてみたかったからでした。19歳のときにこの講習に参加した友人から爆弾の迫力と面白さを聞いて以来、いつかは受講したいと思っていました。
たまにニュースで興味から自家製の爆弾を作って捕まったという話を聞きますが、このような講習で合法的に体験をすればいいのにと残念に思ってしまいます。
彼らはこのような講習を知らないのかもしれません。工事業者、自衛隊、過激派、ヤーさんなどに就職しなくても道は開かれているのです。
講習は2日間ありました。
受講者は27名。講習が開かれる機会が少ないために全国から集まっていました。
1日目は東京都あきる野市の五日市会館で授業をうけました。爆弾のことについて非常に興味深く新鮮な話がたくさん聞く事ができました。
2日目は奥多摩の山中の採石場で実習でした。バス2台に分乗して現場に行きました。
実際に導火線や導爆線に点火して爆弾を爆発させるのはすごい緊張感と迫力で、爆音と10メートルくらいある火柱・煙柱に圧倒されました。
僕はこれで満足してしまい、8年たった今でも発破技士試験の出願さえしたことがありません。(^^ゞ
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