第1級アマチュア無線技士

1997(平成9)年9月取得
受験当時の試験内容は
無線工学、法規が多肢選択(マークシート)方式。
電気通信術はモールス信号受信書き取りで
欧文60字/分の普通語、和文50字/分の普通語
となっていました。
4回くらい受験して合格しました。
受験回数が増えたのは、和文モールスがネックになっていたからです。僕は符号を全部覚えないまま受験するなど少々無謀でした。(^^ゞ
ところが最後に受験したときに和文モールス試験が廃止になったので合格することが出来ました。
勉強法についてです。
無線工学、法規はCQ出版社から出ていた既出問題集を買って繰り返しました。無線工学は、真に分かろうとしなくても公式の暗記や問題のパターンの暗記(こういう問いかけにはこういう選択肢を選ぶという方法)で大丈夫です。法規は多肢選択(マークシート)方式ですので、条文が書けるほど覚える必要はなく、問題を多くこなして全体像やポイントをつかむ事が出来ることができれば大丈夫です。
電気通信術は少し苦労しました。
視符号(Cなら-・-・)を覚えることに徹しました。試験ではモールス符号が流れてきて書き取るわけですが、脳内作業の流れでいうと
聞く➝視符号に変換➝文字に変換➝書く
という作業でしたので欧文の60字/分が限界でした。本来モールス書き取りは
聞く➝書く
という音感作業だと思うので、少々強引だったと思います。(^^:
もちろんこんなのでは実際のモールス通信なんて全くできませんでした。
この受験時よりさらに昔、第1級アマチュア無線技士の試験は無線工学、法規共に筆記で、モールスは送信試験までありました。僕はその当時に取得されたOM(アマチュア無線用語で先輩)にお会いしたことがあります。そのOMは電子回路を設計して自作したり、モールス通信もこなしてしまうという技量をお持ちでした。
因みに僕は電子回路自作はおろか、トランジスタ1石の増幅回路すら設計も理解もできません。何接地方式という区別がわかる程度です。モールス通信もできません。
今のままでは資格の名前負けしてますので、できればこのOMを見習って自己研鑽を積みたいです。
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