
4月から今の会社で働いています。太陽光発電所への配属は8月になりますが、それまではビルメンで研修です。実際、ビルメンが太陽光の研修になるのかは「?」ですが会社は太陽光発電をビルメンの一現場という考え方をしています。
普通の会社研修はビル街のど真ん中の高層ビルでやっています。ここは多くの現場の遠隔監視と巡回管理の拠点にもなっています。
私はこの拠点事務所に立ち入ってすぐに「ヤバい!」という匂いを感じました。全くマッタリしてないのです。(^_^;)
なんと!若い人も多い。新規採用後すぐ緊急出動にも同行します。私が見たところ、採用1~2年でマッタリビルメンの5~10年の働きをしています。マッタリにいる変な人は見かけません。
こんなのビルメンじゃない!(ノ`△´)ノ
····もとい。お客様から見たあるべき姿です。f(^_^;
仕事は優しくキッチリ教えてくれます。スパルタでも体育会系でもありません。私も水栓の部品一つ一つから教えてもらい、シールテープの巻き方から教わりました。かなり教育がしっかりしています。
今の電験二種の転職市場前回記事「
就職」でハゲおっさんさんよりご質問がありました。私自身は前社と現在の会社しか分からないのですが、その範囲で書きたいと思います。
現在いる会社は全国規模の会社ですが二種資格者が非常に少ない状況です。二種資格者がいない地方は、いる地方からの単身赴任で対応しています。私も単身赴任の可能性があるのか上司に問うたところ、無いとの事でした。近畿地区はあまりに資格者が少ないため、一人も単身赴任で他地方へ応援に行かせられないとの事です。
現在いる会社ですが、私はビル管理で応募していたら入社出来なかったと思われます。前述のとおり、新卒がたくさん入社してマッタリしていない事からも理解できると思います。しかし二種資格者応募ならボーダーフリーに近い状態ではないかと思われます。
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左辺様
お疲れ様です。
左辺様に教えていただきたいことがございます。
ビルメンの忙しさというのはどのくらいなのでしょうか?
私が入った太陽光の会社では、メガソーラーの草刈り(一週間帰れない)ですとか、IV測定(接続箱の端子全て、1000箇所以上、2週間県外から帰れない)、太陽光パネルの洗浄(一日2千枚で、一週間で1万枚)のような地獄の鬼も裸足で逃げ出すような過酷な任務ばかりでした。
左辺様の太陽光のブログ記事でも、雪下ろしや除雪のような過酷な任務が多かったように見えます。
実は私も7月からまともな規模の会社のビルメンの専任の仕事に転職が決まりまして
、ビルメンのいわゆるマターリや忙しいというのが具体的にどの程度なのか気になります…
太陽光は楽そうだと思って入ったところ、全く見当違いで、今度はビルメンへ未経験でコンバートするためなかなか不安を覚えております。。。
>三種マンさん
コメントありがとうございます(^o^)
太陽光では大変な目に遭われましたね。でも新しい転職先が決まってよかったと思います。(^-^)
ビルメンのマッタリは待機時間が多い事を指したり、仕事で厳しい事が少ない事を指したりします。
私の経験の範囲です。日勤のマッタリ現場だと巡回点検表をもって2~3時間点検に行って、あとは中央監視室で毎時間計測値などを少し記録してました。待機時間は雑談をしたり、休憩時間は労基法より多くて休憩室でTVを見てネットをみたりしてました。宿直勤務だと昼間は日勤と変わらず、夜間は実労1~2時間で6時間熟睡。次の日は明休みで朝礼が終わったら帰宅。さらにその次の日は休日の繰り返しでした。
逆に忙しい現場ですが、補助でスーパーに行ったことがあります。テナントと電話中に他のテナントから電話がかかってきたり、クレーム対応に奔走したり大変でした。昼食が取れないことも多々ある忙しさでした。
しかし三種マンさんは電験の専任としてビルメンに行かれるので、これらの状況とは違う可能性が高いです。
私が実際に見た専任の人たちは日勤のみで仕事内容は電気のみでした。一日の流れでは設備をひととおり巡回点検して、その後は資料に目を通していました。2~3時間資格勉強をされている方もいました。
ちなみに私が食品工場で選任されているのに電気以外の仕事をしていたのは、食品工場側が電気主任は待機時間が多いから電気以外もしてくれる会社に変えたいという事で仕事を貰ったからでした。
左辺さん 記事ありがとうございます。
ビルメンって昔は2種が必要な物件が少なかったような気がしますし、2種が必要なところはオーナーが用意していたところが多かった記憶がありますが、時代が変わったんでしょうか。
やはり二種は太陽光需要が高いんですね。
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>ハゲおっさんさん
コメントありがとうございます(^o^)
ハゲおっさんさんの参考になることを願っています。(^-^)
左辺様
ご丁寧にいつもいろいろ教えてくださりありがとう御座います😄
とても参考になっておます。
左辺さんお疲れ様です('ω')
教育がしっかりしているのはいいですね。
独立系はだいたい何も分からず放り込まれて
OJTという名の放置がお決まりですからその差は大きいかと。
最近私はビルメン会社の年間休日の少なさに気が付きました(遅い)。
だいたいどこでもといいますか年間100日前後のところが多くて
設備だけの会社だと120日でもいいのかもしれませんが
清掃警備もやっているととにかく働いて貰わないと採算取れないので100日前後なのかなあなどと推察しております。
休日が127日、給与も良いという会社はなかなかありませんね。
どちらかが少なめという会社が多いです。
両方少ないという会社も多いですけども(^_^;)
>ビル万さん
コメントありがとうございます(^^)
ビルメンの年間休日は確かに少な目ですね。私も過去にいた会社で年間休日100日なのに、宿直明けが実質休日なので、年間休日150日くらいある錯覚をしていました。(^ ^;)
私は警備も管理した経験が少しあります。オーナーとやり取りした受発注金額を見ると、警備1ポストの金額は安いなあと感じていました。給料の安さももおのずと分かりました。オーナーに提案してポスト数を増やせればいいんですが、なかなか難しいです。
やはりビル万さんが書かれてるように、出勤日を増やして、それなりの給料にしている感じでしたね。(TT)
>三種マンさん
正直、私は太陽光は楽という認識がありました。
過去にちょっとだけ経験したことがあるのと、トラブルが少ないって部分で。
草刈り雪下ろしや端子箱からの測定はわかりますが、パネル洗浄も自主でやるんですね。
ツイッターなどを見ると、人によっては草刈りなどは業者任せでやらなくていいような人もいるようですが。
求人をみると、そういうところはすくなくて、全部主技で完結させたいといった現場が多そうです。
ちょっと太陽光に対する認識を改めないと・・・
ハゲおっさん様
私は名前の通り三種マンなので二種選任とはいろいろ異なるかと思われますのでミスリーディング申し訳ありません。
どちらかというと二種マンから発注受ける会社で勤務しております。
洗浄はさすがに選任者でやることはないと思われます(過酷すぎるため)
太陽光が楽かどうかは作業をどこまでやるかによって決まる感じですね。。。
一次対応しかやらない現場の主任技術者とお話したときは、太陽光が楽すぎてもう二度とビルメンには戻りたくないとおっしゃっておりました。
一方
高圧太陽光の草刈りを一人でずっとやるような会社や現場の場合、よほどの猛者でないと心が折れてしまうように思われます。
すいません、 長 文 です。
【太陽光発電所の現場】
これは会社&現場によって全然違います。
特に積雪の有無、その量によって違って来ますし、その対応方法によって天国なのか、地獄なのかになってしまいます。赤い左辺さんをはじめとする皆さんの現実を知ってその後、知り合いたちからそれなりに情報を得ると、東北(福島&宮城の海岸を除く)・北海道、北陸の会社の多くが主任技術者自らが雪の対策をしていると知りました。弊社も豪雪地帯に現場がありますが除雪作業は業者に丸投げにします。そのかわりパネル架台が1m~3m高にある為(積雪対策)、風が強い箇所の場合はケーブルが風にあおられ破断する事があります。その際の修繕は主技と私でします→ 2m高以上おまけに地面傾斜ありでシンドイといえばシンドイですが色んな現場を経験をした二人ですのでその位は気楽にやれますね。ですけどケーブル鉸め作業未経験者や電工経験があまりない人にとってはやってられない、となるかもです。それと蛇が苦手という人も嫌になるかも知れません。
また、除草についても同様でオーナー会社によって変わってきます。
太陽光発電所はビルメン以上にオーナー会社によって全然違ってくる、との印象があります。
【二種持ちの需要】
田舎の工場群とプラント群が多数ある地域です。
ズバリ、年齢が相当な要因となります。若ければ若い程、一部上場メーカー工場に即採用となるくらいの需要があります。
ですが年配者だと厳しいかもしれません。電気管理会社は三種持ちですら相当な人手不足で年齢一切関係なく二種持ちならこれまた「いつから来れますか?」状態です。
再エネ関連は常時求人が出ています。と、いうか山奥にあるのでそんな所に来る二種持ちはワケアリ、と思われます。
そうでない場合はここでもまともな人は赤い左辺さんをはじめ、「騙されて配属になった」とか「酷い現場で人の入れ替わりが激しい現場」に放り込まれたとかですね。
バイオパスもありますが薫物は速攻で埋まってしまうので良い物件は空きはなかなかないようです。
【ビルメンの仕事量】
これまた現場次第です。
ハズレ現場と言われているホテル・旅館、病院ですら良現場となる場合があります(私自身が経験しました)
と、いうか・・・・・・ビルメン設備員その人そのもののバックグランドによって違いが出過ぎてしまうと思います。
修繕作業や工事計画とその管理、オーナーとの関係、糞爺ぃの対応、そういったものがスンゴク苦手という人はビルメンに向いていないと感じるようになりました。
私の場合は上にヘーコラして下の者を虐める奴が若い時から大嫌いでしたのでモンスター野郎なんて半年間は大人しく付き合いますが、その後は私自身がユックリですが変化していき最終的にはモンスター野郎自体に私がパワハラします。
私そのものがモンスター野郎、糞爺ぃになり下がりますがそれでも構いません。弱い者虐めする奴なんかの代わりは私が見つけて探して来ます。
そーやっていって人を変えて糞現場から極楽現場に変えるのがここ数年の私の現場の醍醐味になってきました。
多分ですけどビルメンの一番のシンドさは人間関係でしょうねぇ。
仕事量なんて人間関係が良好だとそんなでもないと思うのですよ‥‥。
多忙現場といっても現場代理人経験者から言わせれば極楽に感じるでしょう。
問題はオーナー側に腐った奴がいると地獄となる事です。
流石に追い出せない・・・が、私は闘いますけどね。
>田舎ビルメンさん
コメントありがとうございます(^-^)
充実した補足になり助かります。(^o^)
ブログ本文にしたいくらいです。
いつもありがとうございます。
>田舎ビルメンさん
いろいろと詳しくありがとうございました。
私も前の現場でしきれる立場にいたときは、マウンティング野郎をだまらせて、あとから入ってきた筋と人柄がまともなひとに、さっさと教育して 重要な役目を任せるようにしてました。
まさに経営者側に、クソがいたというか、上にはゴマすり下にはパワハラ野郎の集団が気に入られだして実験握ったので辞めてきましたが・・・
太陽光というか再エネは小さな会社も多いですから、会社によって考え方がぜんぜん違うんでしょうね。
個人的には草刈りと重機での除雪は暇つぶしにはちょうどよいと思う質の人間なので
将来的に太陽光に戻ることも考えようと思います。
太陽光も自家消費や水素化などが進めば、まだまだ続くかもしれませんね。
ボーダーフリーというのは就職するだけならいくらでもという意味ではなくて、ビルメンとは比較にならない待遇を確保した上で選び放題と解釈して大丈夫でしょうか。
というのも自分も兵庫の人間で南の方に住んでます。
3種+所長経験で系列のビルメン(京阪神)に応募した感じ、採用率は高いものの提示額が450万を超えることはありませんでした。
この地域でビルメン一本の中途で500万を提示されることはほぼ無いんじゃないかなと感じてます。
今2種の勉強をしてますが、取ればそんなハードル楽勝だよ!となると大変励みになります。
>K2さん
コメントありがとうございます(^o^)
K2さんは所長経験がおありなのですね。そんな方からコメントを頂いて光栄です。(^-^) コメント欄では書ききれませんので、新しい記事を書きました。参考にしてみてください。
私と同じ兵庫県南部との事ですが、この地域でも常に求人が出っぱなしですね。電験二種を取得されたら高い確率で採用されるんではないかと思います。