
最近は退職に伴う引継ぎと、次の会社の入社準備に追われています。
後任探し今勤めている現場では、電気主任技術者の選任をされていますので、辞める時は法律上、後任の主任技術者を用意しなくてはなりません。普通の転職なら〇月〇日に退職しますと事前に通告していれば、その日にスパッと辞めることになります。
電気主任技術者であっても、退職日を事前に通告して辞められなくもないですが、その場合は後任を会社がなんとしてでも用意しなくてはなりません。
私は転職先の会社から、穏便円満に退職してくださいとお願いがあったので、今の会社が後任を用意するのを待つことにしました。
後任私は後任が見つかるか不安でした。当現場は、他現場のように夜勤や残業が無いので、給料が手取りで月10万くらい低いからです。このまま辞められなかったらせっかくもらった内定がなくなるかもしれませんでした。
ところが会社はすぐに後任を用意してくれたので驚きました。なんと後任の人は自分から手を上げて引き受けてくれたそうです。10万も給料が下がるのになぜ???・・・まあ、とにかく引き受けてくれたのですから有難い事です。
お礼後任の人は学者肌で電験一種の試験合格を目指しています。以前別の現場で一緒に仕事をしたことがあるのですが、その人は夜勤の時間が空いた時は職場にあった電験一種の本や電気の辞典ばかり読んでいました。
私は給料が10万下がっても自ら引き受けてくれたこの人に最後にお礼をしたいと思いました。それでその人がお気に入りの電験一種の本をプレゼントすることにしました。喜んでほしいな。(^o^)
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赤い左辺さん
後任の電気主任技術者がスンナリ決まって良かったですね。
と、いうか奇跡ですよ。
大概、責任は重大なのに薄給という事でハナシが来てもごねるというのがそのパターンです。
私の場合はそうなる前にうまく立ち回っていたつもりです。
さて、その後任の電気主任技術者問題ですが、私が関係している太陽光発電所が正にそれに直面しています。
現在の電気主任技術者ですが、昭和感丸出しののオラオラ系でしてそれによって各関係者が迷惑してる、という事です。
一部、紹介すると
1.自分以外は糞扱い
自分(主任技術者)は玄人でそれ以外は素人扱いです。
したがって、私らみたいな出入りの業者(主任技術者曰く『下請け会社』)は勿論、施工会社に対しても常に「素人のクセに」です。
当然、施工会社の電気施工管理技士は激怒なんてー甘いもんじゃなく大変な状態です。
じゃー田舎ビルメン、お前はどうなんだ、となると一応元会社で通信、気象システム等はやってましたので主任技術者のアラは見えますし、一緒に仕事している人は接続箱についてはメーカー教育や経験も豊富なので遥かに主任技術者より遥かに詳しいですね。
そんな奴に「素人」扱いや「下請けのクセに」とは言われたくないですね。
2.安全意識の欠如
未だに施工会社が現場に事務所を持っている位で完全引き渡しになっていない現場です。それでなくても現場ではヘルメット着帽は義務であり常識ですが、しない時の方が遥かに多いです。
また現場内であってもシートベルト装着義務があるのですが当然の如く未装着です。
他にもありますが、この辺りでこの件は終わりにします(流石に書くのが憚られるのもありますし)
3.契約より俺様が優先
月次点検とか他にも当然契約に基づく事がありますが、「俺様」なんで契約よりも自分の考えが優先です。
そもそも素人が作った契約なんて履行しなくてもいい、という考えです。
その下で働くとなると体も精神ももたなくなってしまう事でしょう。
またオーナー会社への報告もありますのでその方面からのクレームもあるようです。
4.それでも俺様なので衝突する
上記の1.~3.の状態なので施工会社の現場代理人は切れまくり三度も社長名で主任技術者の会社(O&M会社)の社長宛にクレームと改善要求の文書を送付したそうです。
ここで大事なのは三度、という事です。
当然O&M会社は主任技術者へ口頭で注意します。注意したのは上司ではなく管理部門(総務系)の役職者からです。
ところが主任技術者は反抗してしまいます(役職者本人から聞きました)
ぞして直接の上司もそれ以外にも山盛りですから注意しますが反抗するそうです(上司本人から聞きました)
第二種電気主任技術者持ちはすぐには見つからない、ましてや太陽光経験者なんてほぼいないと主任技術者は思っているのでかなり強気です。
5.就業規則がなんぼのもんじゃ~い
何でも8:30~17:30が就業時間なんだそうですが(O&M会社の管理部門の人から聞きました)、全く無視しています。
「15:00には帰るから後はよろしくな」と言われたこともありますし、9:00に現地に来てくれと言われ、15分前に着いてみるとまだ来てないとかしょっちゅうでした。
私自身は経験ないですが、酒臭い臭いがしたこともよくあった、と施工会社の人から聞いています。
6.パワハラなんて当然
私には1回だけしかありませんが、他の人に対してはよくあります。
これだけでも飛ばされて当然の事なんですけど。
上記にもある通り、「代わりの電気主任技術者はいないから自分は安泰」とその主任技術者は思い込んでいます。
ですがパワハラ、就業規則違反、現場規律無視(特に安全面)等々の証拠(音声&画像データ、複数の証人)もあり詰んでいる状態ですので遅くても2カ月のうちに今の現場からいなくなり会社との契約が切れる時にはクビ(契約更新はナシ)でしょう。
本当は先月のうちに遅くても今月いっぱいで次の主任技術者を現場に送る、とO&M会社は思っていましたが後任問題でなかなかそんなことにはならなかった、ということです。
ところがそれも目処が立ちそうだと聞きましたので後2カ月でしょうね。
なんでも聞いた話によると問題の主任技術者は前職太陽光発電会社に複数年契約で入社したものの満期前にクビになったとの事です。
にもかかわらずあそこまで強気なのは第二種電気主任技術者免状持ちの不足&経験者不足と知っているからでしょう。
最悪クビになっても次のところ、次の仕事はすぐに見つかる、ですから。
ですが、いつかそれさえも通用しなくなるのではないかと感じます。
短期間で会社を変わり続けるという者をまともな会社は採用しませんからね。
長々とスイマセンでした。ですけど左辺さんにこんな主任技術者もいる、という事も知って頂きたくて書きました。40~50代で地元以外の太陽光発電所の主任技術者をしているのは相当なワケありと思った方がいいです。
と、いいながら今の太陽光発電所がなぜハズレ現場についてはビル万さんのところで書きます(これまた長文の予定です)
>田舎ビルメンさん
コメントありがとうございます(^o^)
とても貴重なコメントをありがとうございました!
私が欲しい情報が100%以上あります。1000%くらいです。
というのも、私は9月から太陽光発電所で働きますが、情報が少なく困っていたからです。仕事内容の詳細もそうですが、人間関係は入社してみないと分からないことが多いからです。
面接のときに人事から言われて引っかかっていたことがあります。
「主任技術者の仕事だけではなく、関連する業務にも携わって欲しいです。主任技術者だからそれ以外しないと言って、構えてらっしゃる人もそれなりにいらっしゃいます」
との事です。
私は会社の言う事をきかない人々がいるのか?と疑問に思ってました。
田舎ビルメンさんの話も合わせて考えると、どうもそのようです。これから一緒に働く同僚にそういう人がいる可能性があるので、覚悟しておこうと思います。
それにしても問題の主任技術者さんは極まっています。前社を退職された経緯をもってしても現在の状況なら、次社でも変わらないかもしれません。いくらでも採ってくれる会社はあるということでしょうか。安全はもとより、勤務時間や契約を無視とは信じられないオゴリです。
貴重な情報をありがとうございました。ビル万さんのところへ書き込まれるコメントもぜひ読ませていただきます。
はじめまして。
ビル万さんのブログの読者でしたが、コメント欄のやり取りを見て貴ブログにたどり着きました。
人生の落伍者として雇用保険の求職者給付を受けながら職業訓練校へ通い、ビルメン会社に就職して入社3年目で電験2種に試験合格しました。
今年3月にビルメン会社を離職し、4月から太陽光発電のO&M会社に就職し、特高サイトの主技として働いています。
ビルメン時代と比べると、年収が200万円アップしました。
しかし、生来のコミュ障が治ることはなく、孤独な生活を続けています。
寂しい田舎町に転居したため、ますます人との接点が減りました。
たわいもない世間話をする相手もいません。
孤独に耐えられず無理に人と話そうとすると、話さなくても良い余計な一言を口走り、相手に不快感を与えてしまいます。
そして、後悔のあまり自己嫌悪に陥ります。
その繰り返しです。
自らの孤独を癒すため今後貴ブログのコメント欄に日頃の思いや気づきを書き込ませていただくことがあると思いますが、ご笑覧いただけると幸いです。
>人生省エネさん
はじめまして。
コメントありがとうございます(^o^)
太陽光発電所で働いておられる方からのコメントで大変うれしいです。
職業訓練校からわずか3年で電験二種に合格し、年収が200万UPとは凄い勢いです。
私は9月から太陽光発電所で働くのですが、人生省エネさんと同じく田舎町勤務になります。人生省エネさんと共通する部分がある環境ですので、これからも遠慮なくコメントくださると助かりますし、うれしいです。(^^)
コミュ障に悩んでおられますが、不快感を与えてしまった相手は、人生省エネさんがおもっているほど気にしてないかもしれません。本当のところは分かりませんが、そもそも職場は仲良し会ではないので、気が滅入るほど自分を責めなくていいと思います。(^-^)
人生省エネさんは、周りに気を使うよりも、優秀な能力で会社に貢献することが出来る人だと思うので、今のままでいいと思います。
当ブログへのコメントが孤独の癒しになれば幸いです。(^-^)
赤い左辺様
励ましのお言葉に感激しました。
ビルメンから太陽光発電に転職して実感しているメリットとデメリットを自分なりにまとめてみますと、以下のようになります。
太陽光発電所と言っても規模や地域によって様々ですので、一概には言えないのですが、私の数ヶ月の経験から感じたことを書き記してみます。
メリット
・給料が良い(電験2種持ちの場合)
・仕事がラク。ビルや病院の電気設備に比べると、太陽光発電所のシステムは圧倒的にシンプル。アラームの発報頻度も少なく、デマンド値を気にする必要もない。ビルメンは空調や給排水衛生など様々な図面を読む能力が求められるが、太陽光は電気(と若干の土木)だけ。PCS(パワコン)のトラブルはメーカーに電話するだけ。重故障の場合、メーカーの指示を受けずに再起動すると保証の対象外になるため、メーカーの指示待ち姿勢がMUST。頭脳労働は極めて少なく、単純な肉体労働がメイン。肉体労働と言っても、シルバー人材で対応可能な作業強度。実際、余生をラクに過ごす目的を持って太陽光に就職するおじいちゃん主技も結構多い。私自身、肉体面・精神面ともに、太陽光の仕事はビルメン時代の6割程度の力で働けると実感している。
・本社の目の届かない田舎で伸び伸びやれる。自由度が高い。些細なミスで小言を言われることもない。
・コロナ感染のリスクが少ない。
・大自然、森の動物たちとの交流。
デメリット
・地方への転居が必要。
・孤独。
・発電所へ2時間以内で駆けつけ可能な範囲に行動圏が限定される。
・あまり高度なスキルは身に付かない。
・少人数の現場になるため、気難しい人を同僚にあてがわれてしまうと逃げ場がない。
・発がん性のある除草剤を大量散布している。環境破壊に加担している。
・場所によっては土砂災害の原因を作り出している発電所もある。
・熊出没注意
>人生省エネさん
詳細なコメントをありがとうございます!
私は明日入社なのですが、太陽光発電の全容が良く見えずに困っていたので非常に助かりました。(^-^)
私だけでなく、太陽光発電所のO&Mを目指している方々にも貴重な情報です。
私は昨日、勤務先である地方都市へ引っ越してきました。
太陽光発電所があるだけあって、静かな街です。人生省エネさんが書かれている孤独の入口はこういう感じだったのかなと、思い始めています。