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建築物環境衛生管理技術者

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2020(令和2)年12月取得

この資格は通称「ビル管理技術者」、「ビル管理士」などとも呼ばれています。試験は毎年10月上旬に行われていて、問題数が180問で出題範囲は非常に広範囲にわたります。試験時間は午前3時間、午後3時間の計6時間にもなります。

私の勉強法1

私はまず、事前の学習無しで、いきなり平成29年度の問題に取り組んでみました。すると180問までたどり着いた頃には、半年も過ぎていました。これでは勉強にならないのでやり方を変える事にしました。

私の勉強法2

過去問に半年もかかったのは基礎学力不足だったからです。この資格試験は真面目にビルメン業に取り組んでいれば、理解できる問題がかなりあります。お恥ずかしい話、私はマッタリ仕事をしているので、その基礎が圧倒的に不足していたのです。

市販の参考書は試験範囲の広さから皆、分厚くとても私には無理でした。そこでとても良いサイトを見つけました。

ビル管理士総合情報.com
http://takeharu.lolipop.jp/

このサイトの「出題傾向とボイント」が非常に良くまとまっていて、ボリュームも市販の参考書に比べてずっと軽いのです!
わたしはこのサイトで学習したところ、一週間で2年分の過去問を学習できるようになりました。驚異的なスピードアップです。

実際の試験

私はビル管理士総合情報.comと過去問(平成24~29年度)しか学習しませんでした。直近の30年度、元年度を学習しなかったのは、毎年似たような問題の繰り返しだから必要ないと早合点したからなのです。

ところが今年受験してがく然としました。
問題の質が私が学習した年度のパターンと違っていたのです。これから学習される方は是非直近年度の問題も学習してください。

そのため正解が確信できた問題は殆んど無く、消去法で対処しました。正解が確信できたものは数少ないですが計算問題です。ひねりが無いものが多いので得点源になりました。

マインドコントロール

ビルメンをされていて、この資格は崇高でとても受験・受講だなんてとんでもないと感じている方々は多いのではないでしょうか。私もその一人でした。実は崇高なんかではないと教えてくださったのがコメントをよくくださる田舎ビルメンさんです。田舎ビルメンさんのコメントを読んでいただければマインドコントロールは解けるはずです。
2021.1.7追記
田舎ビルメンさんが合格のノウハウをコメント欄に投稿してくださいました。ぜひご覧ください!

他資格への相乗効果

この資格の空調分野が、エネルギー管理士電気分野の空調問題に非常に参考になります。私はビル管理士の勉強をしたおかげでエネルギー管理士の11年間の受験スパイラルから抜け出すことができました。
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非公開コメント

No title

左辺さんお疲れさまです。

これでビルメン三種の神器が揃いましたね。
どこでも転職できると思います。

都会ですと特高で受電している建物のために電験が採用理由になるようですが地方ですとビル管も持っていないといけないようです。
貯水槽清掃、その他ビル管理に関することは網羅できますので重宝されます。

私も来年取得したいです・・・講習で(笑)

No title

>ビル万さん

コメントありがとうございます(^o^)

私は来月度から休日出勤が無くなるので経済的に厳しくなります。
給料を少しでも上げられないかと思い、ビル管理士で求人検索をかけるといくらか出てきました。マッタリとはいかない現場が多い感じです。給料と価値観の兼ね合いが難しいですね。

講習は3週間という時間を捻出できるか否かが鍵だと思います。

No title

私は勉強しているときに思ったのは「ビル管って参考書買わなくても受かる」でした。
ビルメン良サイトだけで受かりますね、でした。
過去問を解く、のではなく「過去問で勉強する」でいいんです。
一番良かったサイトが今は閉鎖されているので現時点だと「ビル管理士総合情報.com」と「ビル管理士、これでOK! - YAKU-TIK」の組み合わせでバッチリだと思います。
YAKU-TIKさんの問題解答解説は赤本とか黒本よりいいですよ。それに有志による問題解説もありそれだけで合格間違いなし、の気持ちになってしまうほどです。
カネをかけるなら(ですけど手間が省け楽に勉強できます)通称黒本と呼ばれている「全7科目254分類 ビル管理技術者試験問題集」で科目の分類事にまとめた過去問シリーズとその解説で合格できます。
その上更に図解や詳細な解説を求めるなら通称赤本と呼ばれている「ビル管理士試験模範解答集」で深堀すれば更に合格間違いなし、となると勝手に思っています。

ちょっと面倒くさいですけど、
黒本で分類されている問題を一通り読み込む⇒解説を読んで知識を得る⇒赤本で該当問題の解答解説を読んで知識に幅と深さを持たせる
でラクにイケルと思います。
くれぐれも赤本だけを購入し、過去問をシーケンシャルに解く、という事はないようにしましょう。そうすると過去6年間分、全1080問を真面目に解けば解くほどリズムで覚えてしまい本番でパニックになってしまい実力の半分も出せなくなります。
それと計算問題のほとんどはコツさえ掴めば小学生でも正解出来ます。音圧の問題も照度問題もほとんどがそうです。ほとんど公式なんて必要ありません。コツさえ掴めば対数や三角関数を使わずに正解出来ます。コツって言っても10秒あれば説明できるものが多いです。単位に注目すればいいだけです。
ビル管は単位に関する問題も結構な頻度で出ますからどっちみち覚えるのですがそれも日本語と小学生レベルの算数があれば理解できます。途中でそれに気づいたので計算問題の過去問はほとんど見ませんでした。
本番では「180問のうち60問は間違えることが出来る」と強く念じて問題に向かってください。「ゲっ!これって見たことない言葉だぞ。過去問にはなかったぞ!?どうしよ・・・」ではなく「ハイハイ、これは勘ですね。まぁ5分の1の確率で正解できる」でいきましょう。たとえそれが10問あったとしても確率論でいけば2問正解できます。たとえ全問不正解でも60問中あと50問も間違うことが出来ます。
ですので過去問で十分に用意しておけば(解くのではなく解説でキチンと学んでいれば)余裕で合格できます。くれぐれば過去問を解くことに没頭しないようにしましょう。過去問をシーケンシャルに解くのは最後の自分なりの本番用模擬試験で使用する、位の感覚でいきましょう。
って書いても左辺さんには無用な書き込みでした。ですけど今後ビル管に挑戦される人の為に上から目線で書きました。
※私の時代は黒本がなかったので何とも言えませんが今なら黒本の分類毎問題とYAKU-TIKさんのその解説と総合情報.comの図解でほぼ満点までいけると思います。ですけど、満点でもギリギリでも合格、という意味では一緒なんでどうしても苦手な分類は捨てて一向に構わないと思います(但し、それが10分類以上だと合格は流石に・・・・・それに足切りも心配になってきますから)

No title

>田舎ビルメンさん

コメントありがとうございます(^o^)

非常に参考になる情報をありがとうございます!
記事に追記でコメント欄の案内を書かせていただきました。(^-^)
プロフィール

赤い左辺

Author:赤い左辺
資格で就職に何度も失敗しました。40を過ぎてから資格取得は、マイペースな趣味にしていこうと決めました。
資格じゃない記事も書きます。そっちがメインかも?(^^ゞ

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