エネルギー管理士

2020(令和2)年11月取得
私はこの資格の取得に11年間かかりました。
この資格試験は4課目あります。課目1が「エネルギー総合管理及び法規」で、課目2~4は熱分野か電気分野かで内容が異なります。熱分野か電気分野の選択は受験申請時にします。
11年目に合格した要因
私は11年間、電気分野を選択してきましたが、課目4の電力応用が10回連続不合格でした。もうあきらめようかと思っていましたが、課目4の中の選択問題をうまく選ぶことで11回目で合格することができました。
課目4の選択問題は4問中2問を選択します。4問はそれぞれ電気加熱・電気化学・照明・空気調和です。私は今年、空気調和を選択したのが良かったです。今年はビル管理技術者(正式名:建築物環境衛生管理技術者)の勉強もしていたのですが、この資格の空調の分野の問題がエネ管の空調の問題を解くのに非常に参考になったのです。もしビル管理技術者を持っている方でエネ管を受けようという方がいれば、課目4は空調を選択するとかなり省力化されると思います。
熱管理士と電気管理士の区別は健在?
昔、エネ管は熱と電気で別資格でした。それぞれ熱管理士、電気管理士とも呼ばれていました。それが現在では一本化されて免状では熱と電気のどちらを選択して合格したかの区別はわかりません。
ところがエネ管の受験の手引きには熱分野で合格した者が電気分野を受ける、あるいはその逆もありうることが読み取れる下りが有ります。免状では熱・電気の区別は無いのに変だな?と思っていました。
合格して分かったのですが、合格通知に同封されている合格証にどちらの分野で合格したかが明記されています。この合格証は扱いも作りも免状並みで簡易書留で送られてきたほどです。

おそらくこの合格証で熱・電気の区別をして評価をしている会社、団体、役所などがあるのではないでしょうか。
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