SSDデータ救出

ビルメンをやっていると、設備の故障を一時対応まではすることが多いです。にっちもさっちもいかなくなってから業者さんにお願いすることが多いです。今回はPC関連の故障です。
外付けSSDが認識できない
SSDを外付けにして補助記憶装置として使っていました。上記写真の通りUSB~SATA変換を通してPCに接続していたのです。SSD内には数十GBのデータが入っていました。最近になってPCでSSDが突然認識できなくなりました。
故障の状況
原因をあれこれ調べて物理故障と分かりました。SSD自体が500GBあるので修理となると高額になります。数十GBのデータが実質パーになると思うとゾッとしました。
故障原因
SSDを開けると下記写真のようになっています。

SSDが認識できない原因は、コントローラーの接触不良が多いです。コントローラーは従来のICやLSIのように、端子が周囲にあるタイプではありません。裏面全体に多数のボール状のはんだの端子があるのです。ここが熱ではんだが割れたりして接触不良になっていたと思われます。コントローラーの上の薄紫の物は放熱シートです。かなり発熱する部分であることが分かります。
ビルメン流一時対処
原因はコントローラー裏端子の接触不良なので、コントローラーの上から手の力で基板にグッと力を入れました。気を付けなければいけないのはコントローラーは通電中は非常に熱くなるので、軍手を二重にして行いました。

こうするとPCでSSDが認識できる力加減があります。その点で我慢をしてジッとそのままにしてデータを救出しました。
データは救出。SSDは放棄
根本を治さず一時対処なところがビルメン流です。データ救出は出来ましたが、SSDは放棄なりました。高額な修理代が出せれば、ここから先は業者さん任せでしたが。
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