自殺で残された人々へ

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自分の近しい人が自殺をしてしまった経験がある方は少なくないと思います。今回もブログテーマとはかけ離れますが、そういった方々へ何か参考になればと思います。


3年前に僕の友人が自殺をしました。
彼は大の酒好きで、僕はとは月に3、4回も飲みに行くほどの仲でした。しかしある日、僕は彼が飲みに行こうと電話で誘われましたが、多忙のため断りました。

それから数週間後、彼の奥さんから電話が入ったのです。
何か嫌な予感はしました。飲みすぎで入院でもしたのかな?と。

現実はもっと厳しいもので鉄道自殺ということでした。

後日彼の自宅へ行くと妊娠中の奥さんとお母様が待っておられたのです。僕は焼香を済ませると、ご家族で泣きじゃくられ、一体どう言葉をかけて良いやら困惑しました。
その間だけでも死んだ彼の友人知人から何本もお悔やみの電話が鳴り続けました。

~自殺で残された人々の苦しみ~

死んだ彼の周囲の人たちが共通に口にする言葉は
「あのとき一声かけていれば」
「私が自殺を止められたかもしれないのに」
「自分が追い込んだのではないか?」
そして僕に至っては
「あのとき飲むのを断らなければよかったんだ」
と。

僕から見ると、どの方も冷静に自分を客観視できずに異常に自分を責めてしまっているのが分かります。
情緒的に安定した方でもさえそういう有様でした。
でも、いざ自分の事になると理屈ではどうしようもできなかったことは分かってるのに、気持ちではどうしてもまるで自分が彼を殺したかのような自責の念を抱いていたのです。電車を見るたび彼の自殺を思い出して一層追い込んでしまいました。

僕は彼の死因を知らない人たちには病死であるとしか言えませんでした。

~解放~

ある日、同じような経験を持つ方からアドバイスを受けました。
「自殺した彼の事をあなたの中で敢えて整理をつけてはいけない。それが今生きていく解決法なんです。」と。
それで僕は楽になりました。

そして3年後。現在。

彼の事を強く思い出す日がありました。不思議な事に別の友人も同じ頃そういう気持ちに駆られたのです。
それじゃあ・・ということで一緒に自殺した彼のお墓参りに3年ぶりに行くことができました。
本当の意味で楽になれたのはこの日だと思います。本当は潜在意識下でみんな苦しんでいたんだと思います。

前述のアドバイスをくれた方はこうも言っていました。「自殺した彼の事の整理は自然につく」と。
やっと僕らの心の中で彼が成仏して生き始めたのかなと感じました。
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プロフィール

赤い左辺

Author:赤い左辺
資格で就職に何度も失敗しました。40を過ぎてから資格取得は、マイペースな趣味にしていこうと決めました。
資格じゃない記事も書きます。そっちがメインかも?(^^ゞ

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