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高圧/特別高圧電気取扱作業者

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2021(令和3)年10月取得

この資格は低圧電気取扱い特別教育の高圧/特高版です。
(低圧電気取扱い特別教育の当ブログ記事はこちら

私は仕事で高い電圧を扱うことになったため、会社が推奨する機関で受講しました。この資格は講習機関によって名前が微妙に違っていますが同じものです。講習内容は学科11時間と実技の2日間となります。

受講した機関は一般社団法人 建設不動産総合研修センターです。学科講習はすべてオンラインで、実技講習は受講者各自が職場で行うという形式です。私は当初、オンラインなんて受講したかどうか証明しにくいんではないか?と疑問をもっていました。しかしいざ受講してみると、動画の早送りはできませんでした。巻き戻しをすると、その単元を最初からまた見ることになりました。(しおりを指定するとその時点からの再生になる)

このような再生の制限を解除できる人も中にはいるでしょうが、ほとんどの人はガッツリ11時間受講することになります。講習テキストについてはPDFで配布されています。修了証は写真の通りちゃんと発行されました。全体をとおして対面受講と遜色ないものでした。


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第二種電気主任技術者

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2021(令和3)年3月取得

この資格はいわゆる電験二種です。
取得に7年かかりました。

一次試験

マークシート方式で電験三種との違いは
・内容が少し深くなる
・選択肢が多い
・具体的数値を求める事が少ない
といったところです。
学習は電験三種の参考書でもかなり有効でしたが、やはり内容が少し深くなる部分に関しては下記の参考書を使いました。

オーム社
『電験二種完全攻略 一次試験対応・トコトンわかる速攻学習方式』


二次試験

受験しはじめてから3年ほどは、一体どこから手をつけるかわかりませんでした。やみくもに勉強しましたが、焼け石に水という感じで実力はつきませんでした。

いろんな参考書に手を出しましたが、下記の参考書を使い出してから知識が頭に残るようになりました。他の参考書が電験三種を100%理解できている人向けになっている(私感です)のに対して、この二冊はもう少し丁寧で、まとまっていてコツも書いてあったからです。

電気書院
『戦術で覚える!電験2種二次計算問題』
『キーワードで覚える!電験2種二次論説問題』

解答が書けない

6年目になると、模範解答をみても意味不明といった事がなくなりました。ところが実際の試験形式で問題を解いてみると、殆んど解けない事が発覚しました。(それまで二次試験を5回も受けてますが本番では時間に追われて出鱈目を書いていたようです)

なんと電験三種の知識だけでも解けるはずの問題すら白紙といったことも多々ありました。模範解答をみて理解できるのに書けないのはあまりにアンバランスです。

原因はこれまでの人生で計算問題をつらつら論じながら解く経験が全く無かったからでした。二次試験はマスターしなければならない問題がたくさんあるので、模範解答を見て理解できたら、書くことは省略して次々進んでしまったのがいけなかったのです。

解答が書けるようになる

7年目は過去10年分の二次試験問題を実際に紙に書いて勉強しました。実際に書く事が読むだけより、はるかに実力が伸びる事を感じました。

第一種電気工事士

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2021(令和3)年3月取得

この資格は筆記試験と技能試験からなります。私は筆記試験は免除の制度を使って技能試験から受験しました。

技能試験について

毎年10問の候補問題が発表されていて、その中から出題されます。この候補問題は何年もほとんど同じです。なので試験前にあらかじめ準備しておくことができます。注意しなければいけないのは、時々、器具の配置や施工条件が微妙に変わることです。

練習

2020年度は4つの試験が近い時期に集中していたので、一日の学習時間を4月から11月までは複線図の練習を一日一問、10分間程度の短時間にしていました。11月の後半になってから毎日1時間、本番の練習をしました。

部材集め

練習の部材集めは個々にはやりませんでした。知らない部材を集めるのは困難なので、オーム社で技能試験の練習セット2回分を購入しました。

工具

指定工具以外にケーブルカッターという工具をそろえました。この工具のおかげで作業時間が大幅に短縮できました。KIP線や3芯VVFでもハサミで紙を切るような軽さで切れて重宝しました。
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合格証書

免状を取得するには合格番号が必要です。合格証書には合格番号が記入されています。
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実務経験証明

私は500KW以上の現場での電気主任技術者の監督下の工事経験と、別現場での電気主任技術者選任経験の5年7か月で申請して受理されました。

2021年4月からは試験合格者は3年に短縮されます。なお電気主任技術者免状で認定取得する場合はこれまでどおり5年です。

エネルギー管理士

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2020(令和2)年11月取得

私はこの資格の取得に11年間かかりました。
この資格試験は4課目あります。課目1が「エネルギー総合管理及び法規」で、課目2~4は熱分野か電気分野かで内容が異なります。熱分野か電気分野の選択は受験申請時にします。

11年目に合格した要因

私は11年間、電気分野を選択してきましたが、課目4の電力応用が10回連続不合格でした。もうあきらめようかと思っていましたが、課目4の中の選択問題をうまく選ぶことで11回目で合格することができました。

課目4の選択問題は4問中2問を選択します。4問はそれぞれ電気加熱・電気化学・照明・空気調和です。私は今年、空気調和を選択したのが良かったです。今年はビル管理技術者(正式名:建築物環境衛生管理技術者)の勉強もしていたのですが、この資格の空調の分野の問題がエネ管の空調の問題を解くのに非常に参考になったのです。もしビル管理技術者を持っている方でエネ管を受けようという方がいれば、課目4は空調を選択するとかなり省力化されると思います。

熱管理士と電気管理士の区別は健在?

昔、エネ管は熱と電気で別資格でした。それぞれ熱管理士、電気管理士とも呼ばれていました。それが現在では一本化されて免状では熱と電気のどちらを選択して合格したかの区別はわかりません。

ところがエネ管の受験の手引きには熱分野で合格した者が電気分野を受ける、あるいはその逆もありうることが読み取れる下りが有ります。免状では熱・電気の区別は無いのに変だな?と思っていました。

合格して分かったのですが、合格通知に同封されている合格証にどちらの分野で合格したかが明記されています。この合格証は扱いも作りも免状並みで簡易書留で送られてきたほどです。
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おそらくこの合格証で熱・電気の区別をして評価をしている会社、団体、役所などがあるのではないでしょうか。

低圧電気取扱い特別教育

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2016(平成28)年1月取得

この資格(特別教育)は電気工事をする場合に必要で、電気主任技術者や電気工事士といった資格があっても受けなければいけないということになっています。今回受けた低圧電気取扱い特別教育は厚労省、電気主任技術者や電気工事士は経産省の管轄です。要するに電気工事に関しては経産省と厚労省の管轄が重なっていてどちらの資格要件もクリアする必要があるということです。

この特別教育は教習機関によって実施の内容がまちまちです。教習機関で授業を1日やって実技は職場でやってくださいという場合と、教習機関で授業1日・実技1日(計14時間)をやってくれる場合があります。私は後者を選びました。

1日目の授業はテキストにそったものでした。漏電防止になぜアースが必要かなど分かりやすく教えてもらえました。
2日目は実技でした。活線状態の電線をニッパーで切断するというちょっと刺激的な実習がありました。切断した瞬間、鮮やかな光が輝いてパン!と音が鳴り、ニッパーの歯は欠けてしまいました。その他の実習ではブレーカーや端子台をとりつけた模型板を使って配線をしました。負荷容量や力率を考慮するものもあって勉強になりました。
プロフィール

赤い左辺

Author:赤い左辺
資格で就職に何度も失敗しました。40を過ぎてから資格取得は、マイペースな趣味にしていこうと決めました。
資格じゃない記事も書きます。そっちがメインかも?(^^ゞ

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