消防設備士(甲種第1類)


2018(平成30)年2月取得
この資格は2年前に受けて不合格でした。
当時の記事はこちら
敗因は実技試験の出題傾向を掴みきれなかったことにありました。
筆記試験に関しては、市販の参考書は出題範囲をすべてカバーしてるとは言えません。本番では知らない問題が出てきます。
しかし、1冊勉強すれば筆記は60%には達すると感じました。
実技試験は鑑別問題と製図問題に大別できます。製図問題はパッと見て解けそうになくても、じっくり考えているうちに正解に近付けることができますし、手書きなので部分点も期待できます。
厄介なのは鑑別問題です。消防設備の写真や図が示してあって、「名前を書け」・「働きを述べよ」という問題が多いですが、知らない物が出てきたときは答えようがありません。考えても知らない物の名前なんてたどりつけません。2年前の敗因はここにありました。
今回は参考書を2冊にしてのぞみました。
下の写真の右側のTAC出版の参考書をメインに使用して、実技試験の補足に左側のオーム社の参考書を使用しました。

今回受けた鑑別問題では、片方の参考書には載っていない物もあり、やはり2冊でのぞんで良かったです。
しかし、この2冊でも2年前に受けたときに出題されたもの全てはカバーしきれていません。
過去問が公表されてない状況下では参考書に完璧は求めにくいようです。完答よりも合格ラインである60%を突破できる地道な勉強がいいのではないかと感じました。
救命講習
自衛消防業務講習

2015(平成27)年12月交付
この資格は現場に防災センターがある場合に求められることが多いです。
講習は2日間あります。
1日目は教室で授業を受けます。内容は防火管理、防災管理、自衛消防組織等についてです。2日目は実技講習で消火器や消火栓を使った消火訓練、防災盤での火災訓練、火災現場を想定した訓練、AEDを使った救命訓練等をしました。2日目の最後に効果測定という試験がありしまた。
神戸市内限定の資格「防災設備技能講習」に役割・講習内容ともに似ています。(当ブログ記事はこちら)
両資格の価格比較
★自衛消防業務講習 2日間 \38,000
(甲種防火管理者、防災管理者を持っていれば1日目の授業が免除で\36,000)
★防災設備技能講習 2日間 \20,570
効果測定
最期にある試験のことです。テキストは持ち込みOKで択一式でした。1日目の授業で効果測定に出そうなところを重点的に教えてもらえます。注意したいのが1日目が免除の人はそれを聴いていないので効果測定はぶっつけ本番になってしまうことです。私は1日目が免除でしたが、親切な隣の席の方が重要ポイントを全部教えてくださったので助かりました。
35名ほどが効果測定を受けて2名が不合格で補講を受けていました。