特殊無線技士(無線電話乙)
特殊無線技士(無線電話甲)
レーダー級海上特殊無線技士

1990(平成2)年10月取得
最近の出題内容を見たところ、僕の資格取得当時からほとんど変わっていないようです。
この資格は他の無線従事者資格と違ってレーダーの操作に特化したものです。
試験内容もそのようになっていて、レーダーのしくみや画面上に像がどのように表示されるか等を興味をもって勉強すれば理解しやすいと思います。
僕はこの資格を実際に使用する機会に恵まれました。
ある研究機関のレーダー局の3人の従事者の一人に選任されたのです。
少し不思議だったのは、このレーダー局は陸上に設置されていたことです。レーダー級海上特殊無線技士の資格は海上限定ではなかったのか?・・・
でも無線局免許状には確かにレーダー級海上特殊無線技士も書いてありました。他の二人の資格が第1級陸上無線技術士と第1級総合無線通信士だったから免許されたのか?・・・
勉強不足でその辺の理解が未だにできていません。
第1級陸上特殊無線技士

1990(平成2)年10月取得
この資格は旧制度下での特殊無線技士(多重無線設備)の後継資格になります。
受験当時は旧制度下の過去問題集しかまだ売ってませんでした。
でも試験内容的には新旧ほとんど変わりなかったです。
僕はこの資格の勉強をし始めたころは、他の特殊無線技士と同じように、アマチュア無線の知識でかなりカバーできるとタカをくくっていました。
ところが勉強を進めていくとそんなことはないとわかりました。無線工学が分からないのです!
それはアマチュア無線ではあまり馴染みのないマイクロ波関係が多く出題されているからでした。
この資格は、試験内容も操作範囲も「第3級陸上無線技術士」とも言えそうな内容なので、無線技術士の取得を考えている人は、この資格から入門されると全体像をつかみやすいと思います。