
ビルメンをやっていると、3年に1回あるのが、全館停電で行う電気精密点検です。
私が今、勤めている工場も例外ではなく、今月その点検があります。3月に今の工場に赴任してきて、6月に全館停電点検なので、ハードですが、なんとか出来そうなところまでこぎつけました。
私は我がビルメン会社に、全館停電があるから会社として準備をしたり協力してほしいと頼んでいました。ところが課長は2ヶ月ほど逃げまくりました。私は何とか課長を捕まえて「いい加減にしてくださいよ!」と声を荒げると、「僕分からへん。担当者ちゃうもん」という始末でした。とうとう支社長が出てきて「悪かった。私がとりあえずの担当になるよ」と言いました。
しかし支社長は設備畑を歩いたことが無い人でした。
結局、お客様である工場側は、点検業者に我がビルメン会社を使わず、他社を選んでしまいました。我がビルメン会社は、私が主任技術者の名義を出すだけに留まりました。良い方に考えれば、赴任して短期間の私に荷が重い部分を他社がやってくれることになって助かったとも言えます。今はとにかく無事に停電点検が終わってくれることを願うだけです。
こういう忙しい時期の中、電験2種とエネルギー管理士の受験申請をしてきました。あまりやる気がなかったのですが、今の工場に赴任してから手取り15万円になってしまったので、資格手当ほしさに、やっと勉強をするようになりました。もしかしたら停電点検で電気に嫌気がさして、また勉強意欲がなくなるかもしれません。貧困脱出のためと思って頑張りたいです。
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左辺さんお疲れ様です。
受変電設備点検は申し送りなどが無い場合は大変な場合が多いですね。
高圧側は業者に任せておいても低圧側は設備員がやらなければならない場合が多く、絶縁が悪いところがあれば追跡したりしなければならず面倒です。
社内に協力してくれる人が居ないのも辛いかも…。
上司と言っても事務や警備や清掃が専門の人が多く
設備のことを言っても重要性が分かってもらえずなあなあになってしまえば
いざモノが壊れた際にお客さんに迷惑を掛けてしまいます。
そもそもそういう設備会社は契約解除になってしまうかもしれません。
しかしその重要度が分かってもらえない…。
普段はともかく、相談した場合は向き合ってほしいものです。
>ビル万さん
コメントありがとうございます。(^^)
ビル万さんが書かれているように、我が社は、設備の重要性が理解し難いのだと思います。私は今の現場に転勤になる時に、いつか設備トラブルで私と会社が失敗して辞める羽目になると覚悟してやって来ました。
幸い工場はまだ新しいので、大きなトラブルには遭遇していません。でも必ず工場は古くなってトラブルが多くなっていきますから、我が社と私のレベルでは契約解除も十分ありえる話です。(TT)
私の勤めている田舎独立系会社は
社長・専務・常務が工業高校電気科卒、という世間から見たら
屑会社ですが、私たちサイドでは天国のような会社です。
しかも3人とも高校在学中に電験三種を取得、というエリート
なのです・・・じゃあなんで電力会社や保安協会に行かなかった
んだ、という疑念が残りますけど・・・・。
ですが、「電気は難して大変だし計測装置等を持っているのも
経費の関係でキツイから主任技術者の選任は全て保安協会
に出す」という建前を言ってくれ、実際は保安協会にも当然知り
合いが沢山いて頼まれて出している、というこれまた天国のよう
な会社です。
ですけど・・・低圧側はビル万さんの言う通りキッチリ申送りして
ないとやってられないですからね・・・・・。
二種/エネ管は自分の場合はまず数学からですね。
結局学生時代のいい加減さが社会に出ると影響しますね。
>田舎ビルメンさん
コメントありがとうございます(^0^)
ホント、私たちから見るとイイ会社ですね!(^^)
設備に明るい幹部がいると心強いと思います。それにしても高校在学中に3人とも取得とはスゴイです!昔は全科目一発合格でないとダメでしたからね。
電気の仕事は保安協会に出すという方針は、すごく合理的だと思います。私のいる工場は、計器類を4点そろえただけで7万円もしてましたから本当にそう思います。
二種/エネ管は両方取れたとしても、手取り18万円にも満たないですが、座して死を待つより良いと思ってやってみます。(^-^)