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ゴキちゃん

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3月から実質リタイア・ビルメン生活をおくって安定した日々でしたが、数日前、刺激がありました。今回はそれについて書きます。

悪臭

以前から私が勤めてる施設にあるレストランから度々悪臭が館内に立ち込めていました。悪臭の原因はレストランのグリストラップです。レストラン業者は館側との契約にあるグリストラップ清掃を全く履行してくれません。

ゴキちゃん

我々設備としても看過できず、清掃に乗り出すことにしました。レストランの営業が終わったあとに先輩と二人で厨房に入ると、すでに悪臭が漂っていました。いざグリストラップのフタを開けて仰天。数百匹のゴキちゃんがビッシリと居るじゃないですか。
\(;゚□゚)ノ
「ゴキちゃん」と書いてるのは、当ブログらしくありません。でもそういう愛嬌を入れて書かないと気色悪過ぎるからです。
先輩と私は見て見ぬふりをして淡々と清掃を始めました。

清掃

清掃を進めていくうちに、何百匹もいたゴキちゃんが一匹もいなくなりました。それはそれで怖いものがあります。清掃が終わると制服にかなり臭いが付いてしまいました。ゴキちゃん臭も付いていたかもしれません。

ビルメンを目指す人へ

ビルメンにはもっと汚くおぞましい仕事をされている方々が沢山います。ビルメンを目指す人は今回の記事で躊躇するかもしれません。でもグリストラップをここまで放置する飲食テナントは殆どいないので心配はいらないと思います。

私の経験で他に大量のゴキちゃんと出会ったのは動物性油脂工場排水の処理場です。こういう所はゴキちゃんが苦手な場合、避けたほうが良いと思います。

仕事

仕事は「もう手がない」と一瞬思っても、一生懸命やっていれば天から落とし所を教えてもらえるものだなと思いました。
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施工管理資格に思う

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仕事ですが3月に入社して後輩もできたのですが、その後輩が辞めることになりました。60歳の方で、他社から正社員で雇いたいという話がきたので退職することになりました。ボーナスも含めると年収で数十万円も違いがあるそうです。まあ仕方ないですね。

電気工事施工管理技士

電気分野に限らず施工管理技士の試験は実務経験証明が厳しいです。内容や金額、年数など細かく定められています。たとえ合格して免状交付後でも、実務経験証明に不備・不正があると発覚すれば免状が取り消しになってしまいます。実際、私が主任技術者をしていた太陽光発電所を施工管理した業者が、実務経験証明を不正に乱発したのが発覚して多数の免状取り消し者を出しました。20日間も営業停止になりました。この時は私の仕事にも支障が出て困りました。

出願

私はこの6月にあった1級電気工事施工管理技士の試験に出願していましたが、受験しませんでした。そもそも私は受験資格が無いと思ってたのですが、前の会社が建設会社系で、どうにかして受けられるんではないか?としつこく迫られていました。放置していましたが、前社はとうとう私に受験資格があると見つけ出しました。私自身、それなら受けてみようかな?と興味が出ました。

勉強

前社を辞める頃に出願しました。辞めた後も勉強を続けていました。しかし、勉強すればするほど、この資格はビルメンの私が受ける資格ではないのでは?と疑問が湧いてきました。単に資格収集趣味だと割り切ればよいのかもしれませんが。施工管理の仕事はビルメンの隣にある仕事で、ビルメンではない事が段々見えてきました。

私の受験資格

第1種電気工事士を交付されていると、実務経験は問われずに受験することが出来ます。そもそもビルメンで第1種電気工事士は取れないのでは?とよく言われます。これは契約電力が2000KWの物件に居たということでパスしました。

ビルメン⇒施工管理ルート

ビルメン⇒契約電力が大きい物件に勤務⇒第1種電気工事士交付⇒電気工事士施工管理技士補(1次)⇒2次受験⇒電気工事施工管理技士免状交付

危うさ

電気工事施工管理技士補(1次合格)までは問題はないと思います。しかし2次試験では受験者が実際に従事した経験を作文する試験があります。ビルメンの私には経験がありません。しいて言うなら選任電気設備でサブ変電所の増設工事があったくらいです。設置や部材の選定に関わったことを針小棒大に書いても現場代理人でもなければ現場主任でもありません。

受験断念

仮に2次試験の作文を完成してしまえば合格し、免状交付となるかもしれません。しかし作文には何年何月にどこで工事をしたかを書くようになっています。免状取り消しをバンバンしている資格ですから、調査が入る可能性があります。私自身、目の前で取引先が免状取り消しになったのを見ています。こういう複雑な心境から受験を断念することにしました。

1次だけなら受験するかも

1次試験を合格すれば電気工事施工管理技士補という資格になります。将来、ここまでなら受けてもいいかなと思います。

長文が読めない!

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私は現在のところ、大きなアクシデントも無くビルメン会社で働けています。書くことが無いくらい安定しているので、今回は私が仕事をする上で苦手なことを書いてみたいと思います。

長文が読めない

私は字だけの本や長い文章が殆ど読めません。人生で読み切った字だけの本は3冊しかありません。小学生の頃、読書の時間は図鑑ばかり見ていて、先生に何度も怒られましたが、それはやめられませんでした。

私は長文を見ると行間が無くて、字が重なっているような感覚を覚えます。
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どうやって生きてるのか

図や絵をたよりに文章を理解します。文章は数行読むと辛くなるので、所々短く読みます。これでごまかして生きています。特に工業系の資格の参考書は図や絵がたくさんあるので、非常に助かります。

キツかったこと

逃げられなかったのは電気設備の選任技術者になった時、保安規程を読まなくてはいけなかったことです。今だから言えますが、実は保安規程は5%くらいしか読んでませんでした。何か聞かれたらどうしようと、いつもハラハラしてました。

IT化で助かる

最近のパソコンは文字を音声読み上げするのはお手の物です。特にブラウザーにこの機能が標準で付くようになってから、本当に楽になりました。

ビルメンの老後資金

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前回の記事のコメントで、ビルメンの方々それぞれの老後資金設計があることを知りました。ビルメンは総じて給料は高くないため、一般的に老後の年金支給額も生活には十分でない場合が殆どと思われます。そういった中でそれぞれ工夫されている事について調べてみました。

公的年金の繰下げ受給

公的年金は65歳から支給されますが、支給開始年齢を遅らせることで支給額は増えます。66歳まで遅らせると8.4%も増えます。その後も1ヶ月単位で0.7%も増えます。最大で75歳まで遅らせることができて、84%も増やすことが出来ます。例えば65歳支給見込みが月額\80,000の人なら、66歳まで遅らせると\86,720。さらに1ヶ月遅らせるごとに\560ずつ増えていき、最大75歳で\147,200となります。バブル期の貯金を思わせる利率です。しかも1ヶ月単位でできるので、もう少し先、もう少し先・・というように延ばす意欲が湧きそうです。(詳細は下記画像をクリック拡大してください)
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日本年金機構HPより

個人年金

公的年金と違って、個人的に掛ける年金です。公的年金にプラスαしたいという補助的な使い方をされる人が多いかもしれません。個人年金にはリスクがあって、物価変動に対応していない所です。例えば将来月3万円もらう契約ならその通りです。3万円で家一軒買える世の中が来ようが、3万円でコーヒー1杯しか飲めない世の中が来ようが3万円は3万円なのです。この点、公的年金は物価スライドするのでこのリスクは小さいようです。

私の場合

私は個人年金を掛けています。できるだけ早く労働から身を引きたいのが本音ですが、将来65歳になった時の物価次第では個人年金は当てにならなくなっている可能性があります。早期の隠居はバクチかもしれません。

ビルメンは長く働ける

公的年金を早期に受給して低い額で生涯の年金額が決定すると、一生現役で働かなければなりません。かと言って繰下げ受給を目指すと65歳以降に生活が赤字にならない収入が必要です。どちらにしてもビルメンなら対応がしやすいと思います。

ビルメンは私のような社会への苦手感がある人間にも優しい職種です。なぜ保安協会へ行かないのか?なぜ高給の仕事に就かないのか?と言われますが、組織人や事業主として強固な人間関係の中で生きるのが無理なのです。資格は向上心よりも苦しみからの解放のために取っています。

ありがたい職種です。(^^)

会社に恵まれない?

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新しいビルメン会社に入って2ヶ月半がたちました。心配していた給料は、何とか赤字にならない位にもらえてホッとしているところです。

会社に恵まれない?

私は今までいろんな資格を取った割には、会社に恵まれなかったように見えるかもしれません。実際にブラック会社や最初の条件と違ったりした会社も複数ありました。しかし人生を振り返ると、これらは不運などではなく、自分の無意識の選択だったと思います。

そもそもなぜ資格収集をして、ビルメンなのか

元々、幼少の頃はコミュ障で人がとても苦手でした。発達障害と言えばそれまでなのですが。人並みに出来る事が何もありませんでした。そのままでは生きていけなかったので、たどり着いたのが資格収集とビルメンだったわけです。

無意識の選択

コミュ障が治ったわけではありません。今でも人に自分から誘いをかけるのは苦手で、連絡は自分からは殆どできません。人間嫌いではなく、自分と人の精神の躍動ペースがあまりに違うだけなのです。だから人と楽しい話をすれば精神の躍動が合っているので本当に楽しいのです。ただ、人とあれこれ一緒なのが無理なだけです。

私が変な会社に多々巡りあったのは、不運ではなく、潜在的な意識が危険回避させたのだと思います。変な会社の方が、まともな会社より精神的な支配が弱い場合があるからだと思います。

将来

できるだけ早く労働から離れたいと思っています。
公的年金だけでは労働から離れるのは無理なので、十数年前から個人年金をかけています。毎月の掛け金が収入の割に大きくて生活が苦しいですが、頑張りたいです。
プロフィール

赤い左辺

Author:赤い左辺
資格で就職に何度も失敗しました。40を過ぎてから資格取得は、マイペースな趣味にしていこうと決めました。
資格じゃない記事も書きます。そっちがメインかも?(^^ゞ

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